概要
2000年から稼働中のBNL-RHICにおける相対論的重イオン衝
突実験は、クォークグルーオンプラズマの物理について様々な
知見をもたらしてきました。また、2009年末にはCERN-LHCに
おける実験がついに開始されました。
しかしながら、RHICの実験で得られた数多くの
知見の統一的な理解は未だ十分とは言えません。
2010年11月に重イオン衝突実験がいよいよ稼働し、最初の実験結果が出てきた現在、
実験と理論の相互理解も早急に必要になっています。
この「Pub」では、現在活躍している若手を
主体に十分な時間を取ってインフォーマルな議論をして
行き、理論・実験の両面からの物理理解を目指します。
特に、「実験に合う理論=よい理論」「理論に
合う実験=よい実験」というような非物理的な
議論にとらわれないことが重要であると
考えています。
さらに、相対論的重イオン衝突を中心におきながら、
格子ゲージ理論やより広く物性系の知見も取り入れることによって、
より基本的な所からの理解を実現する場となることを目指しています。
中・西日本地区を中心とし、主として
大阪大学、広島大学、名古屋大学、奈良女子大学での「Heavy Ion Pub」の定期的な開催を
計画しています。