| 日時: | 2025年12月23日(火) 15:00 - |
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| 場所: | 広島大学理学部講義管理棟E1階 E104号室 地図 |
| 15:00 - 16:15 | 講演1・熊岡卓哉(東京大学QNSI)「LHC-ALICEにおけるRun2でのジェット原子核効果因子および方位角異方性の測定とトイモデルによるQGP中でのパートンエネルギー損失」 |
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| 16:30 - 17:45 | 講演2・渡邊和宏(東北大学)「陽子-原子核衝突実験で探るパートンエネルギー損失」 |
| 18:00 - | Pubセッション(+ポスターセッション) |
| 講師: | 熊岡卓哉(東京大学QNSI) |
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| 題目: | LHC-ALICEにおけるRun2でのジェット原子核効果因子および方位角異方性の測定とトイモデルによるQGP中でのパートンエネルギー損失 |
| 概要: |
高エネルギー原子核衝突実験におけるクォーク・グルーオンプラズマ(QGP)の生成の証拠として、これまでジェットの原子核効果因子(RAA)や方位角異方性(v2)が求められてきた。 RAA、v2はともに硬散乱で生じたパートンがQGP中を通過し、エネルギー損失をしていた場合に感度のある測定値である。 RAAは陽子-陽子衝突と重イオン-重イオン衝突のジェットの生成量比、v2は重イオン-重イオン衝突のみを使ったQGPの形状を考慮したジェットの放出角から得られる値という違いはあるが、対象とする物理事象は同じものである。 しかしながら、これまで同一の測定条件でこれらは求められてこなかった。今回RAAとv2をLHCーALICE実験Run2のデータを用いて同条件で測定した。 さらに衝突原子核の初期密度とその形状だけを考慮した非常にシンプルなトイモデルシミュレーションを行い、これらの実験データと比較することでパートンエネルギー損失に関わる値を求めた。 本講演ではこれらの測定結果およびシミュレーション内容について報告する。 |
| 資料: |
| 講師: | 渡邊和宏(東北大学) |
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| 題目: | 陽子-原子核衝突実験で探るパートンエネルギー損失 |
| 概要: |
高エネルギー原子核衝突において生成したパートン (クォーク・グルーオン) の断面積は、 衝突後に生成される高温媒質との終状態相互作用によって変調を受ける。 一方, パートンが冷たい原子核媒質中を通過することでも生成断面積は変化し、 そのような標的原子核効果 (CNM効果) は、高温媒質効果とは区別して議論される必要がある。 原子核衝突現象の全容解明には, このCNM効果の定量的かつ包括的な理解が不可欠である。 本講演では、 CNM効果の一つである原子核媒質中でのパートンエネルギー損失機構を取り上げる。この効果は、 陽子-原子核衝突のような小さな系での粒子生成を通して詳細に調べることが可能である。 本講演では、摂動QCDに基づいたエネルギー損失効果の計算の基礎を概説するとともに、陽子-原子核衝突実験データとの定量的な比較を紹介する。 さらに、 エネルギー損失以外の他のCNM効果との比較についても議論する。 |
| 資料: |